安吉という竹林で有名な場所へ、別荘地用のプロジェクトの敷地を見に出かけました。アン・リーによるグリーン・ディスティニー(臥虎藏龍)という映画のロケ地としても有名らしく、観光客も一年にかなりの数が訪れるようです。
何種類もの竹が混じっているとはいえ見渡す限り全て竹で覆われていて、その統一感・充足感は圧巻です。現場も四方八方に竹しかないのでどちらを向いても全く同じで、方向性を失う感覚が不思議でした。地面には笹の葉が厚く積み重なり、美しい柄ができています。今まで中国でも色々な田舎や郊外に出かけましたが、ここのように空気や水がきれいなところは少なく、自然がやさしく見えます。
この種のリゾートプロジェクトは中国でもたくさんありますが、残念なことにその多くは投資目的で購入され、実際にはあまり使用されないことも多いです。大資本の投入によって自然の中に作られた建築が使用されていない様子ほど悲しいものはありません。その辺りを考慮して、このプロジェクトのクライアントさんはハードだけでなくソフトも色々と考えているようです。杭州より車で一時間ほどの場所であるので、質のよい別荘地になりそうです。




