wallpaper*の6月号は中国特集です。編集者やライターさん達の”グアンシー(関係)特集”といった感じが強かったですが、中国のデザイン業界は広くも深くもないので仕方がないかもしれません。そして、wallpaper*ですから当然なのですが、ビジュアル重視型の仕上がりでした。コンテンツも他の中国情報誌と変わらないし、一般的に今の中国メディアはビジュアル指向なので、上海のニューススタンドで購入できる普通の中国雑誌との見分けがつかないような気もしました。
ここでもし日本のライフスタイル系メディアが中国特集をするとチャイナ特集と片仮名になり、”ほんわりのほほん”または”くすっと笑える”中国の良さ、かわいらしさがパステルか何かのイラストと共に紹介されることになるのだろうなあ、とも思った。
メディアなのでそれぞれの切り口があるのは当然だけど、編集者が見せたい中国というより、読者が見たいと思う中国像というのがそれぞれにある過ぎるように思う。ただ今の中国で人気が出るのは、日本のほんわか路線ではなく攻めのビジュアル路線なのは明らかで、実際にwallpaper*は中国で圧倒的に知名度が高い。そのビジュアル的フラッシーさとプロパガンダ的分かり易さが、中国の今の感じに合うのでしょう。
さてその今月号wallpaperを見ていてふと浮かんだ言葉はグラマラス。そうまさにあの”グラマラス”に繋がります。そうして考えてみると、中国人とヤンキー性というのは結構いけるようです。1.ヨーロッパモチーフを好んで使用する。2.しかもオーダーを気にせず自由に(勝手に)アレンジ。3.クライアントとのプライベートな関係が濃厚。4.パーティー好き、、、などなど。